社会保険労務士開業

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ここは社会保険労務士開業のページです。必要な資格、手順について説明しています。

社会保険労務士開業 資格

まず社会保険労務士となるには、社会保険労務士試験に合格した者、又は試験科目すべてが免除される者若しくは弁護士となる資格(司法試験に合格して司法修習を終えるなど)を有する者が、全国社会保険労務士会連合会へ登録(実際には都道府県社会保険労務士会への入会手続きによって行われる)する必要があります。
※社会保険労務士試験は以前は国が管轄していたが、現在は全国社会保険労務士会連合会が管轄して社会保険労務士試験センターが試験事務を行っています。

さらに社会保険労務士として開業するには上記の条件を満たす以外に、2年の実務経験が必要となります。
企業の人事総務部門で2年以上の実務経験があったり、労働組合の執行部などで2年の実務経験がある場合などは全く問題ないのですが、今まで全く畑違いの仕事をしている場合などは、連合会が主催する事務指定講習を受講する必要があります。
費用は7万円と多少かかりますが、手続き業務の通信教育が受講でき、一通りの事務手続きが経験できるだけでなく、例年7月に4日間の講義を受講することで2年間の実務経験に替えることができるようになっています。

社会保険労務士開業 必要手続・書類・費用

資格を取得しても、当然ですが勝手に社会保険労務士と名乗ることはできません。
全国社会保険労務士会連合会に、各都道府県に存在する社会保険労務士会を通して開業・非開業に関係なく登録の申請をします。
ということで、社会保険労務士は必ず各都道府県の社会保険労務士会に所属します。

次に登録に必要な書類等です。これは所属する各都道府県の社会保険労務士会によって多少異なるようですが基本的には以下のようなものが必要になります。

  1. 登録申請書
  2. 社労士試験の合格通知書等
  3. 指定講習終了証
  4. 住民票の写し。
    また1と2及び3の氏名が異なる場合は戸籍抄本も必要になります。
  5. 写真
  6. 所属会入会届
  7. 名札作成用の写真

登録に必要な入会金・会費は各都道府県会で全く異なります。
ここでは神奈川県社会保険労務士会を例に挙げます。

127,000円
<全国社会保険労務士会連合会>
登録免許税 30,000円(収入印紙)
登録手数料 20,000円
<神奈川県社会保険労務士会>
入会金 45,000円
会費 25,000円
政治連盟会費 5,000円
慶弔負担金 2,000円

社会保険労務士開業 手順

開業前

何を売るのか検討する

社会保険労務士会に会費を払って開業登録をしてしまえば開業は可能なのですが、「私は社会保険労務士です」では恐らく仕事は全く取れないでしょう。社労士も士業とはいえサービス業です。“何を売るのか”という商品力が無ければ仕事は取れません。当たり前の話ですが、運良くアポイントが取れたとしても売るものが無ければ当然買ってもらえません。

商品例としては以下のようなものが挙げられますが、最低でも一つは自分の得意分野を作ってからでないと、いざ開業しても現実はかなり厳しいものになるでしょう。

  • 人事制度構築
  • 助成金
  • 退職金コンサル
  • 企業防衛型就業規則
  • 年金コンサル
  • 給与計算・アウトーソーシング

などなど

事務所案内を作る

これも全く作らずに営業する方もいらっしゃいますが、キャリアの長い社会保険労務士ならともかく駆け出し社会保険労務士が身一つで事業所を訪問してもうまく行くはずがありません。
もちろん営業が得意な方は別でしょうが、それ以外の方はぜひ作っておきたいものです。

自分でパソコンで作成したものでも十分です。ぜひ事務所のパンフレットは用意しておきたいものです。
これを営業する際に持ち歩けば、いざ商談になったときなどに重宝します。

営業方法を検討する

営業パターンは大きく分類すると5パターンに分類できます。

  1. 飛び込み営業

    文字通り地図などを頼りに会社を訪問して営業をかける方法です。
    これで成功した方も当然いると思いますが、大変強い精神力と忍耐力、営業力が必要です。

  2. DM営業

    ダイレクトメールを送付して営業をかける方法です。
    しかしただ送りつけるだけでは当然期待は出来ません。DMを出してから着いたころを見計らって電話でフォローしてアポイントを取るなど、工夫が必要です。

    DMのリストを作成するには電話帳や求人広告、ハローワークでの求人票などが一般的ですが、特定の業種をターゲットにするのなら業者名簿などでリストアップしていく方法もあります

  3. セミナー営業

    経営者向けにセミナーを開いてそれを突破口にして顧問先を開拓する方法です。
    人事制度や退職金などは一般的ですが、法律が大きく変わったときなどタイムリーにテーマを選択してゆくと良いでしょう。

  4. 紹介営業

    人脈を通じてお客さんを紹介してもらう方法です。
    人脈作りに時間がかかるので最初に挙げた方法に比べると即効性はありませんが、成約率が高く、営業が苦手な人にはお勧めします。

    人脈としては他士業、業界団体、同窓会、地域団体、生保、損保、商工会、商工会議所など色々ありますが、開業したら近くの税理士さんには挨拶しておいて損は無いと思います。

  5. ネット営業

    インターネットを使って幅広く顧客を集める方法です。
    ホームページを作成して顧客開拓をするのですが、最近若い方を中心に行われています。

    これも営業が苦手な方には比較的向いていると言えるでしょう。
    ただ如何に集客できるようなサイトを作るかなど課題点も多く存在します。

仲間・パートナー作り

開業当初は仕事を請け負ってもわからないことだらけです。
そんなときに役に立つのが同業のつながりです。

士業はある意味では孤独な仕事ですが、仲間同士で助け合ってゆくことも必要です。

開業後

人脈を作る

開業して最初にしなければならないことは、開業案内の送付とあいさつ回りです。

前でも述べましたが社会保険労務士として開業しても勝手に仕事が来ることはありません。
やはり、サービス業ですから有る程度の営業活動は必要です。
士業の場合は飛込みなどのダイレクトな営業より紹介による営業の方が効率的なため、人脈作りが営業活動の主体になります。

開業案内を出す

一般的には200通ぐらいの開業案内を出すように言われています。
どんな人から紹介や援助が来るかわからないので、迷った人には出す方がいいと思います。
実際、何年も音信不通の友人から、開業案内がきっかけでお客様を紹介頂けるといったケースもあるようです。脱サラして開業される方は、退職の挨拶状と兼ねて出すとより経済的でしょう。開業案内を出す上で一番重要なことは必ず業務内容を書くことです。

昔に比べると知名度は上がったとは言え、一般の方にとっては社会保険労務士といってもいったいどんなことをする仕事なのか、まだまだ具体的にイメージ出来ていないことが多いです。
その為、挨拶状をもらった人が具体的な業務内容をイメージできるようにしておくことが必要です。

挨拶回りをする

親戚・知人などお客様を紹介してもらえそうな人には必ず紹介を頼んでおくことが大切です。
最初から人脈が有る場合は別ですが、最初はやはり頼みを聞いてもらえる方にお願いするのが近道です。
その後で独自の人脈を作ってゆけばいいのです。

それと、近隣の士業の方にも挨拶をしておくべきでしょう。
特に税理士さんや司法書士さんに対しては必須です。
独自の人脈形成の第一歩です。

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